おながわ春のまつり2023 実行委員長挨拶

おながわ春のまつり実行委員会
委員長 阿部 淳
今年度の町の観光面におけるイベントは、コロナ渦ながら12年ぶりの夏祭りと3年ぶりの秋の収獲祭の二大イベントが復活し、着実な一歩を踏み出すことができました。そしてこのたび、震災後の“女川町復幸祭”を受け継ぐ『おながわ春のまつり2023』を4年ぶりに再開する運びとなりました。
このイベントは東日本大震災以降、毎年たくさんの方々からのご支援により育んでもらったイベントと言っても過言ではありません。2019に完結した復幸祭~FAINAL~のあと、復興整備基盤の下で開催しようとしておりましたが、2020、2021年はコロナ、そして昨年2022年は開催直前の地震の影響により3年連続中止のため皆様と再会することが叶いませんでした。
これまで私たちを励まそうと何度も女川に足を運んで下さった多くのボランティアの支援者をはじめ近隣の観光客、そして地元の町民の皆様に対し、改めて様々な企画を通して感謝の気持ちが伝わるよう、町の若手有志や各協力団体や協賛企業の方々とともに鋭意準備中でございます。
今回会場は2015年に開業した女川駅広場から道の駅おながわの中央を通るレンガみち(歩行者専用道路)、そして2020年開放の女川町海岸広場までの一帯を活用します。また、道の駅おながわ開業2周年を迎えることと併せ、コロナ明けの観光回復の機運を盛り上げます。
つきましては、津波の教訓を後世へ伝える『津波伝承女川復幸男』を初日とする『おながわ春のまつり2023』を2日間、イベントの趣旨に対するご理解をいただき、運営に関わる各団体や協賛企業及び町民の皆様に心から御礼を申し上げます。
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